柄谷行人らの『必読書150』で取り上げられた本の一覧。
おすすめの本については 年表(1980年代) と 年表(1990年代) にもリストアップされているので参照下さい。
人文社会科学
- プラトン『饗宴』岩波文庫
- アリストテレス『詩学』岩波文庫
- アウグスティヌス『告白』岩波文庫
- レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
- マキァベッリ『君主論』中公文庫BIBLO, 岩波文庫
- モア『ユートピア』岩波文庫
- デカルト『方法序説』岩波文庫
- ホッブズ『リヴァイアサン』岩波文庫
- パスカル『パンセ』中公文庫
- スピノザ『エチカ』岩波文庫
- ルソー『社会契約論』岩波文庫
- カント『純粋理性批判』岩波文庫
- ヘーゲル『精神現象学』平凡社ライブラリー, 作品社
- キルケゴール『死に至る病』岩波文庫
- マルクス『資本論』岩波文庫
- ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫
- ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
- ソシュール『一般言語学講義』岩波書店
- ヴァレリー『精神の危機』
- フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫
- シュミット『政治神学』未来社
- ブルトン『シュルレアリスム宣言』岩波文庫
- ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
- ガンジー『ガンジー自伝』中公文庫
- ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』晶文社クラシックス
- ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社
- アドルノ&ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』岩波書店
- アレント『全体主義の起源』みすず書房
- ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店
- レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房
- マクルーハン『グーテンベルグの銀河系』みすず書房
- フーコー『言葉と物』新潮社
- デリダ『グラマトロジーについて』
- ドゥルーズ&ガタリ『アンチ・オイディプス』河出書房新社
- ラカン『精神分析の四つの基本概念』岩波書店
- ウォーラーステイン『近代世界システム』岩波書店
- ケージ『ジョン・ケージ』青土社
- サイード『オリエンタリズム』平凡社
- ベイトソン『精神と自然』新思策社
- アンダーソン『想像の共同体』NTT出版
- 本居宣長『玉勝間』岩波文庫
- 上田秋成『胆大小心録』岩波文庫
- 内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫
- 岡倉天心『東洋の理想』講談社学術文庫
- 西田幾多郎『西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』岩波文庫
- 九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫
- 和辻哲郎『風土』岩波文庫
- 柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫
- 時枝誠記『国語学原論』岩波文庫
- 宇野弘蔵『経済学方法論』
海外文学
- ホメロス『オデュッセイア』岩波文庫
- 旧約聖書『創世記』岩波文庫
- ソポクレス『オイディプス王』新潮文庫、岩波文庫
- 『唐詩選』岩波文庫
- ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫
- ダンテ『神曲』集英社文庫, 岩波文庫
- ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』ちくま文庫
- シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
- セルバンテス『ドン・キホーテ』岩波文庫
- スウィフト『ガリヴァー旅行記』岩波文庫
- スターン『トリストラム・シャンディ』岩波文庫
- サド『悪徳の栄え』河出文庫
- ゲーテ『ファウスト』新潮文庫、岩波文庫
- スタンダール『パルムの僧院』
- ゴーゴリ『外套』光文社文庫、岩波文庫
- ポー『盗まれた手紙』中公文庫
- エミリー・ブロンテ『嵐が丘』新潮文庫、岩波文庫、角川文庫
- メルヴィル『白鯨』岩波文庫、新潮文庫、講談社文芸文庫
- フローベール『ボヴァリー夫人』新潮文庫、岩波文庫
- キャロル『不思議の国のアリス』新潮文庫、偕成社文庫、岩波書店、ちくま文庫
- ドストエフスキー『悪霊』新潮文庫、岩波文庫
- チェーホフ『桜の園』岩波文庫、新潮文庫
- チェスタトン『ブラウン神父の童心』創元推理文庫
- プルースト『失われた時を求めて』集英社文庫
- カフカ『審判』白水uブックス、岩波文庫、角川文庫
- 魯迅『阿Q正伝』岩波文庫、講談社文芸文庫
- ジョイス『ユリシーズ』集英社文庫
- トーマス・マン『魔の山』岩波文庫、新潮文庫
- ザミャーミン『われら』岩波文庫
- ムージル『特性のない男』松籟社
- セリーヌ『夜の果ての旅』中公文庫
- フォークナー『アブサロム、アブサロム!』講談社文芸文庫
- ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平凡社ライブラリー
- サルトル『嘔吐』人文書院
- ジュネ『泥棒日記』新潮文庫
- ベケット『ゴドーを待ちながら』白水社
- ロブ=グリエ『嫉妬』新潮社
- デュラス『モデラート・カンタービレ』河出文庫
- レム『ソラリスの陽のもとに』ハヤカワ文庫
- ガルシア=マルケス『百年の孤独』新潮社
- ラシュディ『真夜中の子どもたち』早川書房
- ブレイク『ブレイク詩集』岩波文庫
- ベルダーリン『ヘルダーリン詩集』岩波文庫
- ボードレール『悪の華』新潮文庫
- ランボー『ランボー詩集』新潮文庫
- エリオット『荒地』大修館書店
- マヤコフスキー『マヤコフスキー詩集』彰考書院
- ツェラン『ツェラン詩集』青土社
- バフチン『ドストエフスキーの詩学』ちくま学芸文庫
- ブランショ『文学空間』現代思潮社(1962)、現代思潮社(1996)
日本文学
- 二葉亭四迷『浮雲』岩波文庫、新潮文庫
- 森鴎外『舞姫』岩波文庫、新潮文庫、ちくま文庫(現代語訳)、集英社文庫
- 樋口一葉『にごりえ』新潮文庫、岩波文庫、河出文庫(現代語訳)
- 泉鏡花『高野聖』岩波文庫、新潮文庫、集英社文庫、角川文庫
- 国木田独歩『武蔵野』岩波文庫、新潮文庫
- 夏目漱石『我輩は猫である』岩波文庫、新潮文庫、角川文庫、ザ・漱石 全小説全一冊
- 島崎藤村『破戒』岩波文庫、新潮文庫
- 田山花袋『蒲団』岩波文庫、新潮文庫
- 徳田秋声『あらくれ』岩波文庫、新潮文庫、講談社文芸文庫
- 有島武郎『或る女』岩波文庫、新潮文庫、 角川文庫
- 志賀直哉『小僧の神様』岩波文庫、 新潮文庫、 集英社文庫、 金の星社
- 内田百閒『冥途・旅順入城式』岩波文庫
- 宮澤賢治『銀河鉄道の夜』岩波文庫 新潮文庫
- 江戸川乱歩『押絵と旅する男』光文社文庫
- 横光利一『機械』新潮文庫
- 谷崎潤一郎『春琴抄』岩波文庫 新潮文庫
- 夢野久作『ドグラ・マグラ』角川文庫、 社会思想社 現代教養文庫
- 中野重治『村の家』講談社文芸文庫
- 川端康成『雪国』岩波文庫 新潮文庫
- 折口信夫『死者の書』中公文庫
- 太宰治『斜陽』岩波文庫、 新潮文庫、 集英社文庫、 ちくま文庫、 角川文庫、 文春文庫、 ザ・太宰治 全小説全一冊
- 大岡昇平『俘虜記』新潮文庫
- 埴谷雄高『死霊』講談社文芸文庫
- 三島由紀夫『仮面の告白』新潮文庫
- 武田泰淳『ひかりごけ』新潮文庫
- 深沢七郎『楢山節考』新潮文庫
- 安部公房『砂の女』新潮文庫
- 野坂昭如『エロ事師たち』新潮文庫
- 島尾敏雄『死の棘』新潮文庫
- 大西巨人『神聖喜劇』光文社文庫
- 大江健三郎『万延元年のフットボール』講談社文芸文庫
- 古井由吉『円陣を組む女たち』中公文庫、 中央公論社
- 後藤明生『挟み撃ち』岩波文庫
- 円地文子『食卓のない家』新潮文庫、 新潮社
- 中上健次『枯木灘』河出文庫、 小学館文庫
- 斎藤茂吉『赤光』岩波文庫、 新潮文庫
- 萩原朔太郎『月に吠える』角川文庫、
- 田村隆一『田村隆一詩集』岩波文庫
- 吉岡実『吉岡実詩集』現代詩文庫
- 坪内逍遥『小説神髄』国文学研究資料館
- 北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』旺文社文庫、
- 福沢諭吉『福翁自伝』岩波文庫
- 正岡子規『歌よみに与ふる書』岩波文庫
- 石川啄木『時代閉塞の現状』岩波文庫、 筑摩書房
- 小林秀雄『様々なる意匠』
- 保田與重郎『日本の橋』
- 坂口安吾『堕落論』新潮文庫、 集英社文庫、 角川文庫
- 花田清輝『復興期の精神』講談社文芸文庫
- 吉本隆明『転向論』講談社文芸文庫
- 江藤淳『成熟と喪失』講談社文芸文庫
参考テクスト70
人文社会科学
ルイ・アルチュセール『マルクスのために』平凡社ライブラリー
レイモンド・ウィリアムズ『キイワード辞典』晶文社
ロジェ・カイヨワ『聖なるものの社会学』ちくま学芸文庫
アントニオ・グラムシ『新編−現代の君主』青木書店
スラヴォイ・ジジェク『イデオロギーの崇高な対象』河出書房新社
ディドロ&ダランベール編『百科全書』岩波文庫
フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』みすず書房
ヤーコブ・ブルクハルト『ブルクハルト文化史講演集』筑摩書房
フェルナン・ブローデル『歴史入門』太田出版
ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』講談社学術文庫
ダグラス・R・ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ−あるいは不思議の環』白揚社
メルロ=ポンティ『メルロ=ポンティ・コレクション』ちくま学芸文庫
ユング『変容の象徴−精神分裂病の前駆症状』ちくま学芸文庫
ジャン=フランソワ・リオタール『ポスト・モダンの条件−知・社会・言語ゲーム』白馬書房
G・ルカーチ『歴史と階級意識』未来社
浅田彰『構造と力−記号論を超えて』勁草書房
網野善彦『日本社会の歴史』岩波新書
岩田弘『現代社会主義と世界資本主義』批評社
上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』青土社
大塚久雄『欧州経済史』岩波現代文庫
木村敏『時間と自己』中公新書
遠山啓『無限と連続−現代数学の展望』岩波新書
中井久夫『分裂病と人間』東京大学出版
林達夫『林達夫セレクション2−文芸復興』平凡社ライブラリー
廣松渉『マルクス主義の地平』講談社学術文庫
丸山真男『日本の思想』岩波新書
山口昌男『道化の民俗学』ちくま学芸文庫
湯川秀樹『物理講義』講談社学術文庫
文学
エーリッヒ・アウエルバッハ『ミメーシス−ヨーロッパ文学における現実描写』ちくま学芸文庫
フレデリック・ジェイムソン『言語の牢獄』法政大学出版局
ヴィクトル・シクロフスキー他『ロシア・フォルマリズム論集』現代思潮新社
スーザン・ソンタグ『反解釈』ちくま学芸文庫
ブルーノ・タウト『日本文化私観』講談社学術文庫
ウラジーミル・ナボコフ『ヨーロッパ文学講義』TBSブリタニカ
ジョルジュ・バタイユ『エロティシズム』二見書房、ちくま学芸文庫
ノースロップ・フライ『批評の解剖』法政大学出版局
リイス・フロイス「日欧文化比較」『大航海時代叢書<第1期11巻>』岩波書店
稲垣足穂『少年愛の美学−稲垣足穂コレクション』河出文庫
加藤周一『日本文学史序説』ちくま学芸文庫
柄谷行人『日本近代文学の起源』講談社文芸文庫
寺山修司『戦後詩−ユリシーズの不在』ちくま文庫
中村光夫『明治文学史』筑摩叢書
橋川文三『日本浪漫派批判序説』講談社文芸文庫
蓮實重彦『反=日本語論』ちくま文庫
平野謙『昭和文学史』筑摩書房
前田愛『近代読者の成立』岩波現代文庫
芸術
アントナン・アルト『演劇とその分身』白水社
グラウト&パリスカ『新西洋音楽史』音楽之友社
ケネス・クラーク『芸術と文明』法政大学出版局
レム・コールハース『錯乱のニューヨーク』ちくま学芸文庫
E・H・ゴンブリッチ『芸術と幻影』岩崎美術社
ギー・ドゥボール『スペクタクルの社会』平凡社
ジョン・バージャー『イメージ−視覚とメディア』パルコ出版局
ベーラ・バラージュ『視覚的人間−映画のドラマツルギー』岩波文庫
ロラン・バルト『明るい部屋−写真についての覚書』みすず書房
バンハム『第一機械時代の理論とデザイン』鹿島出版会
アンリ・フォション『形の生命』岩波書店
フラー『宇宙船地球号−操縦マニュアル』ちくま学芸文庫
ケネス・フランプトン『モダン・アーキテクチュア』ADA
ニコラス・ヘヴスナー『モダン・デザインの展開』みすず書房
ウィリアム・モリス『ユートピアだより』岩波文庫
阿部良雄『群集の中の芸術家』ちくま学芸文庫
磯崎新『建築の解体−1968年の建築状況』鹿島出版会
井上充夫『日本建築の空間』鹿島出版会
岡崎乾二郎『ルネサンス−経験の条件』筑摩書房
岡本太郎『日本の伝統』講談社現代新書
小泉文夫『日本の音−世界のなかの日本音楽』平凡社ライブラリー
高階秀爾『日本近代美術史論』講談社学術文庫
柳宗悦『南無阿弥陀仏−付心偈』岩波文庫
小川環樹・木田章義注解『千字文』岩波文庫