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シンプルに一時代に一人を紹介しておくことにする。そして基本的に東京にある絵を紹介する。あまりゴチャゴチャ紹介すると書くのも読むのもメンドいからね。コメント書いてあるけど、ただのぼやきなので気にしないように。
室町 雪舟(1420-1506)
巨人である。説明不要。日本美術史の最高峰だろう。ただ、上野へ行くべし。
- 「秋冬山水図」 東京国立博物館 (画像 wikipedia)
- 「破墨山水図」東京国立博物館
安土桃山 長谷川等伯 (1539-1610)
画風は私の好みにぴったりである。美しく、味わいがある。下のリンクを開いてドキっとしない奴とは私は話が合わないだろうと思う。
- 「松林図」屏風 東京国立博物館 (画像 wikipedia)
- 「竹林図」屏風 東京国立博物館
元禄 尾形光琳(1658-1716)
ただ完璧さがある。画が「平面」であることを逆に活かした雅があり、凛とした空間を漂わせる。
- 「燕子図」屏風 根津美術館 (画像 根津美術館)
- 「紅白梅図」屏風 MOA (画像 wikipedia)
化政 丸山応挙(1733-1795)
写実的な完成度と色合いの妙のレベルの高さは、誰にでも明らかな日本絵画の一つの到達点であろう。
- 「雪松図」屏風 三井記念美術館 (画像 wikipedia)
明治 狩野芳崖(1828-1888)
絵画を越え、日本の思想・宗教までも感じさせる圧倒的存在感のある作品である。
- 慈母観音 (1988) 東京芸大美術館 (画像 東京藝術大学大学美術館)
大正・昭和 速水御舟(1894-1935)
日本独特のすごみと繊細さの同居を感じる。この時期の有名な画家は多いが、私は御舟が好きだ。
- 炎舞 (1925) 山種美術館 (画像 山種美術館)
詳しくはWikipediaでも図書館にある画集でも読むとよい。また、折角日本に生まれたのだから実物を見ておいて損はないと思う。若いうちに、ぜひ。