2008-01-12

朝起きるコツ

以前、私は寝つきも悪く目覚めも悪かった。それが最近、両方よくなった。

寝つきがよくなった一つとしてヨーガや坐禅のようなことをしているからだと思う。頭に上っていた意識を腹に落とすことで緊張が解けたのだと思う。宗教的なのが嫌いな人は(私がそうなのだが)別にただ十分ほど、呼吸によって下っ腹が動いているのを意識し続けるだけで十分だと思う。

また、ヨーガをすることで背中が意外にガチガチになっていることも知った。こうした背中や腰、首や肩のコリをとることで睡眠の質も向上したのだと思う。忙しくても、前屈系を一つか二つ、ひねりを一つはやるようにしている。

目覚めが強くなったのは、大学時代に朝の駅のバイトをして毎朝六時前には必ず起きねばならないという状況を作ったのがよかったのかもしれない。「自分は朝に強い」という自己暗示ができている気がする。以後、朝に強いと人にも言うし、自分でもそう思っている。

そう言えば、暗示というのは不思議なもので、実際に効果がある。「明日は絶対に○○時に起きる」と念じながら寝れば、大概、その数分前には目が覚める。大切な日の朝、こういう経験をされた方も多いのではなかろうか。これにもコツがあって、時計のイメージを頭に浮かべるのがいいという人もいるし、枕を叩くのがいいという人もいる(起きる時間の数を叩く人と、眠る時間数を叩く人がいる)。

他には、目覚まし時計に「スヌーズ機能」とやらがついているおかげもある。耳慣れない言葉だが、目覚ましを一度止めても、もう一度アラームが鳴るような機能である。「あと五分」派の強い味方である。

あまりやっていないが、枕元に濡れタオルを置いておき、目覚めたら即座に顔をゴシゴシやるという手もある。顔を洗う手間も省け一石二鳥である。また、古典的だが、梅干や水差しを置いておくという手もある。

最近は短眠を習得したいと思っている。昔は寝られなくて、数時間で起きてしまい、憂鬱な朝に呆然とすることになるのが困りものだったが、最近はただのよく寝る人になってしまった。それはそれで有難いことで体調が良くなっているのだが、やはりベストは短眠ですっきりと充実して仕事をすることかと思う。

私は大食漢であるので、最近は、小食・節食を心がけて内臓を疲れさせないようにしようと考えている。これが効果があり朝に内臓が重い感じがなくなる。やはり食べ過ぎていたのだな、と感じるし、「気分」や「目覚め」などの大部分は、内臓の不快感に寄るものだったかと感じる。

ちなみに昨晩は食べ過ぎた。結果、内蔵が重くてなかなか起きられなかった。情けない。

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