私は懐古趣味者ではないのだが、風呂敷ってのはフツーに便利だと思う。
風呂敷は大概のものを持ち運べる。通常、持ち運びに困る十冊程度の本だろうが、二、三本の酒だろうが持ち運べる。
しかも、使ってない風呂敷はポケットに収まってしまう。図書館に行くときに手ぶらで行っても十冊の本を安心して持ち帰れるのである。何はなくとも風呂敷をポケットに入れておけば、いれものに困ることはないのだ。
で、包み方なのだが、この「エコふろしきバッグ包み」がお勧めである。
包み方も簡単である。要は取っ手を作り、中身を入れるるだけである。これだけで、問題なくモノが運べる。
そして、見た目も割りにお洒落である。私はお洒落とかに無縁なおっさんなのだが、女の子受けがいいのは感じている。で、なんとなくエコな人になる。別に悪い気はしない。
ちなみに、一般の方は十冊も本を持ち歩かないのかもしれないが、普通、本というのは十冊くらい読まないと意味がないのであり「さてカフェで読書するか」と言うときにはそれくらいを運ぶものである。図書館帰りの学生だって十冊くらいは運ぶだろう。
私は従来、トートバックにしていたが、それでも本が折れたり寄れたりする危険が高く、更には濡れたり危険があったので厭だった。
また、酒を運べると家呑みが楽しくなる。突発的に飲み会をやると酒がコンビニになりがちだ。が、うちの近所の酒屋にはちゃんとしたワインやら日本酒もある。酒をくるめるとそうした近所の酒を買って友人の家に乗り込め、しかも安上がりになるということになる。
こうした運びたいがイマイチ運びにくいものも風呂敷ならば余裕で運べる。
簡単で便利なら使わない手はない。試してみて欲しい。意外に簡単にしっかりと包めてしまうのに驚くはずだ。