2007-04-11

3時間でレポートを作成する方法

大学時代に編み出したレポート作成です。これで優がちゃんと来ました。困ったものです。

何事も時間よりも要領です。

参考文献も調べていない場合にはもう一時間くらいは必要です。

1) 参考文献を読み漁り、ネタをカード化 (一時間以上) その際、必ず使えそうなネタをカードに書きこむ。意味はよく分からなくてもよい。作者・タイトル・ページ数・感想なども忘れずにメモする。

2) カードを机の上に並べ、アウトライン作成 (三十分前後) 意味内容でグループ化してゆく。自分のアイディアがあれば新しいカードに記入する。カードの集まりからストーリーを作り出してアウトラインを作成する。必要なら序論を作成する (これは最後に書いてもいい) 。

3) カードをもとにして本論を書く (一時間前後) アウトラインを肉付けするようにして文章を書く。書くとアイディアが出ることもあるので、新しい発想があればその都度カード化し、カードの並びやアウトラインも変更してゆく。

補足説明

a) 書きながら悩まない 「読み込み」「カード化」「カードの並び替え」「アウトライン作成」という手順を重視すると短時間で書けます。書きながら悩むのは一番時間をロスします。

b) 自宅のネットでもレポートは書ける 分野にもよりますが自宅のネットだけでレポートを書くことも十分できます。大学を経由することでネット経由で論文を取得できるからです(ポートフォワードの設定とか必要かもしれませんが)。ただし柱になる本は最低でも一冊は必要でしょう。

c) カードを並べるのはPCでやらない カード化して並べる・グループ化するということはコンピュータ上では無理だと思います。ディスプレーでは一覧表示や並び換えが机の上のカードほど気軽にできないからです。沢山の思考支援ツールがありますが、私は紙のカードを利用することを強くお薦めします。私は色付きのポストカードを愛用しています。ポストカードではジャンジャン使うのに気後れするという人は、いらない紙を適当なサイズに切ったものを使えばよいでしょう。

d) アウトライナーを使う 執筆に際しては構造を意識して書くためにもアウトラインプロセッサを利用するとよいでしょう。それをテキストで出力し、最終的にワードで体裁を整えるという手法を取るのが一番効率的と思います。