2008-10-24

Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 は本当に手首の負担を軽くする

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このところキーボード入力が多くて、ストレスが溜まりまくってました。

そんなある日のこと。手首が痛いんです。ええ両方。でも打鍵はしなければなりません。そこで「新しい PC 買うかあ!」と思って電気屋に行きまして、今回紹介する「Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 (B2M-00010)」に出会い、即座に購入してきました。打鍵の多い人にホントにおすすめのキーボードです。

このキーボード、見た目はかなり不思議です。

キーボードの真ん中から左右に分かれていて、それが「ハの字」になっています。キーも人差し指が高くなるように湾曲しています。中でも一番不思議に感じたのは、手首の辺りが一番高くなっていて向こう側が低くなってこと。つまり、普通のキーボードとは逆の傾斜をしているんですね。

その高くなった手首を置く所は合皮のクッションがあります。それが皮のような肌触りで、大袈裟に言えばいつまでも手首を置いておきたくなるんです。そこに手首を置くと安定して、とても気持ちがいいのです。

手首まっすぐ、だから快適!

このキーボードを使うと手首は自然に真っ直になります。これで手首の負担がかなり軽減されます。通常のキーボードだと手首が不自然に曲がった状態で指を動かすのだから手首の負担が大きいのです。

更にキーボードが「ハの字」になっているので肘を広げられます。どっかりと肘を広げて打鍵できるので、手首だけでなく肩も楽になりました。通常のキーボードだとキーが一列に並んでいるので、肩身を狭くして打鍵しなくてはなりません。そのため猫背や肩凝りの原因だったと思います。

「へえ、これが人間工学ってやつかあ」と納得しました。

キータッチはちゃちだが、デザインでカバー

残念なことは、打鍵の感覚はそれほど良いものではありません。せいぜい3000円程度のキーボードという感じでしょうか。私は打鍵感にうるさい方でして、HHKとかを欲しがったりするタイプなのでした。

しかし、今回購入してがっつり使いこんでみて分かったのは「長時間の打鍵の快適さには、打鍵感よりも全体のデザインの方が大きく貢献する」ということです。つまり、指のストレスよりも、手首や肩の方が問題が大きいのです。この程度の打鍵アクションであっても手首と指のストレスが低ければ、とっても快適な入力ができるのです。

不快な姿勢はストレス。生産性が低下

解放されてみて初めて、通常のキーボードに手を置くのが不自然な体勢で、それが精神にもかなりのストレスになっていたことを実感しました。不快な姿勢では無意識にイライラして生産性も落ちるのでしょう。

もちろん、このキーボードを使ったからといって、完全に疲れなくなるということではないでしょう。目と身体の健康のためにも一定時間ごとに休憩を入れるように気をつけねばならないのは明らかです。しかし、MS Natural Ergnomic Keyboard はキー入力の負担を減らし、精神的なストレスもかなり軽減してくれます。

人間工学に基づいたキーボード「Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 (B2M-00010)」。キー入力の多い人には本当におすすめです。どうぞ試してみて下さい。

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ちなみにワイヤレスでマウスもついた 「Microsoft Natural Ergonomic Desktop 7000 (WTA-00014)」もあります。

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