2007-08-19

千葉で群発地震の活動が開始

このエントリーをはてなブックマークに追加

最近、地震のため変な時間に起こされてしまう。なんだか異常なほどに地震が多い。少し調べてみた。結論から言えば、今回の千葉の地震は「群発地震」であり、直接に千葉での「大地震」につながるものではなさそうだ。

気持ち悪いのでググってみると、今回の一連の地震は「群発地震」ということらしい。

2007年8月13日より房総半島九十九里浜沖で群発地震活動が始まった。 この領域では6−7年周期で活発な群発地震活動がスロースリップイベント(SSE)と同期して発生してきたことが知られている。 2002年SSEに同期した群発地震活動は海域で始まり内陸に拡大した。 今回の活動は2002年の海域の活動域の北方で始まり陸域の活動域の北部でも地震が発生している.(NIED 独立行政法人防災科学技術研究所「2007年8月 九十九里浜沖の群発地震活動」)

なんだか分からないが、この書き方だと、6、7年の恒例の活動が恒例のように始まったというように読める。

そう言えば、少し前にも地震が連続して起きた時期があったようにも思う。その時にも「変だねえ」と言い合いながら、結局大きな地震は起きず、いつのまにか地震が起きなくなったように記憶している。

更に群発地震ググると、群発地震では、同規模の地震が起きるらしい。

とくにどれが本震という区別もなく,似たような大きさの地震が,ある期間に比較的せまい地域で集中的に発生する現象を,群発地震と呼びます.NIED 独立行政法人防災科学技術研究所「地震の予備知識 - 7.2 群発地震」

地震には「本震余震型」と「群発地震型」というのがあるらしい。

通常、大地震の後に発生する余震は、その数が時間とともに減衰する。一方、群発地震では活発な地震活動が一定期間継続する。(産業技術総合研究所「群発地震発生のメカニズムを解明」)

こうした文書から考えると、今回の千葉の地震は、直接に千葉での「大地震」につながるものではなさそうに思える。ただ、群発地震であっても大きな地震が来るのだとしたら被害も出るのかもしれない。結局はよく分からない。

やはり、水と食料くらいは準備して、部屋にある危ないものは取り外しておこうかな、と思う。