2008-09-05

音声認識ソフトで書いて感じたこと

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音声認識ソフトで入力すると様々なことが見えてきます。私たちが文字を書いているということは一体どういうことなのかを考えさせられます。

通常は文書を書くときには紙に手で文字を書いています。すると文章とは手で書いているという感覚におちいることがあります。キーボードで入力していても手で書いているという感覚は似ています。

しかし、こうして音声認識で書いていると手で書くという感覚は起こりえません。しかし、だからと言って口で書いているという感覚も起きない。

では、どこで書いているのか?

その答は、文章は「目で書いている」という感覚です。

書いた文字を目で見ながら、次の文章ひねり出しているのです。おそらくそうした書かれた文字を見なければ、次に書く文章は変わってしまうことでしょう。音声認識で書くとこのことに一番気づかされ、驚かされるほどです。

だから文書の書かれる視覚的なインターフェースが重要だということです。もしかしたらキーボード、万年筆、毛筆、紙という触覚上の違いよりも、視覚上の影響の方が大きいのではないかと考えてしまいます。

縦書きと横書き、手書きとパソコンでの違いは触覚だけでなく、こうした視覚上の違いもあるのかもしれません。