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驚くほど出来がよかった。これ一冊で全身のツボの場所、名称、効果が分かる。サイズも値段もよい。
肩凝りや冷えなど症状別のツボのレシピも充実しているし、もちろん女性紙の特別号だけあって美容のレシピも充実している。また、手や足(リフレクソロジー)、頭などツボの多い場所は別に詳しく説明されている。
女性向けのデザインであり、シンプルで見やすい。とは言え、男の私でも部屋に置いておいて気にならないので、特に女性向けというわけではないとも言える。「ツボ」とか「漢方」などから連想されるものものしさは皆無である。写真とイラスト、文章の割合もとてもよい。
なんだか褒めすぎてるが、ツボに詳しくない私としては内容としては分からないので見た目しか話せない。
一つだけ、女性誌を読まない私が「あれ?」というか笑ってしまったことを書いておく。
加賀まりこのインタビューが載っているのだが、彼女の写真のキャプションに、彼女の一言が載っている。写すと
私は何も不具合がなくても、鍼灸のほかに、歯科、眼科、耳鼻咽喉科にも通っています。私は理屈で生きるのが嫌い。だから、自分が、この先生イイ! と感じたところに通いますとある。んで、この下に
ジャケット4万5150円……スカート……とか書いてあった。女性誌に不慣れな私は一瞬「ん? ジャケット? ツボにどんな関係が?」とか考えてしまった。「はあ。ここですかさず広告か。たいしたもんだ。スカートとか全然映ってないじゃん」
まあ、さすがだな、と感じました。
- クロワッサン編集部
- マガジンハウス
- 980円
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