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今日、何気なく沼田勇『日本人の正しい食事: 現代に生きる石塚左玄の食養・食育論』(2005年、農山漁村文化協会)を読んでいたら驚くべき記述に出会った。
ハイデッガーの『存在と時間』の発想は、道元禅師の『正法眼蔵』のなかの「有時の巻」から得たことを、ハイデルベルク大学のヤスペルス教授が弟子丸泰仙和尚に耳打ちして、「日本人は『正法眼蔵』をあまり読んでいないようですな」とつけ加えたということです。(79頁)
これ、本当なんだろうか。つまり、ハイデガーが道元読んでたというのは。そして、『存在と時間』が『正法眼蔵』の「有時」の影響というのは?
いや、俺が知らないだけで、常識なのかな? どうなんだろう。