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集中力について調べた際、残像で集中力を鍛えられるという考え方があることを知った。この数日間、寝る前に残像法を試してみた。その成果(?)をログしておく。
方法としては、このような図形を凝視したり、1分間残像記憶トレーニングなどを試している(バックナンバーも試せる)。
最初はほとんど残像を見られなかったが、次第に長時間、残像を浮かべられるようになった。残像が10秒以内しかみられないのは頭が相当疲れているかららしい。また、最初は色が出なかったが、最近は色もつくようになった。
次に蝋燭で残像法を試してみた。すぐに補色残像をうかべられるようになった。しかし、夜中に完全に火そのものが見えてしまうようになり、怖くなったので即座に中止。たぶん、昔の人や子供が火の玉を見たのは残像だったのかと思う。
次第に残像を見るのに慣れたので文字を残像の対象にしてみる。高校時代に毛筆で書いた「志」という文字を眺めること数十秒、目を瞑ると「志」の字がくっきりと白く浮き上がる。面白いので何度も残像を観ている内に、瞬きなどのふとした瞬間に残像が現れる感覚が残る。数十分でこの感覚は消える。
実際に集中力は向上したのかは分からない。むしろこの数日はとてもイライラしている。
しかし、目を静止する訓練が、気散じに対し効果があるとは思った。訓練しないと意外に目は静止しないものである。一点凝視しようとしても焦点が揺れてしまうことに気づいた。ちらちらと視線が揺れると集中できないのは道理かと思った。