本書は時間を有効利用する方法を200個あつめた本です。1955年に書かれた本であるが、PCやFAXの話が出てこないくらいで古くなっているとは感じませんでした。
大きく分けて以下のような分類になっています。
- 朝
- 日々の勤め
- 仕事を組織化する
- 一時には一事に専念する
- リラクゼーション
- 怠惰を排す
- 読書と記憶
- テクノロジーを利用する
- 雑務
- 主婦
私が興味を持ったポイントを書いておきます。
- 朝は熱い飲み物とシャワー。昔の人は梅干と水差しを置いたというし。枕元に電気湯沸かし器を置いておいてタイマーセットすると良さそう。 朝起きるコツ も参照。
- 服をハンガーにかけておく。箪笥ってのは無駄ですよね。
- 入浴は茶匙一杯の芥子を入れた38度のお湯に20分。今度試してみます。
- 電気毛布を用いる。体に圧迫を与えないで眠るのがいいので、分厚い布団は駄目らしいです。今度試してみます。
- 台所は「貯蔵と準備」→「流しと食器洗い」→「調理と配膳」の順序にすること。
- 配膳と後片付けに配膳車を使う。確かに。そうすれば台所とダイニングをうろうろしないで済む。鍋も載せちゃえば尚効率的。
「やりたいことがあるのに時間がない」という人は、それを実現する方法のヒントをこの本から得られるかもしれない。勿論、この本の全てのアイディアが有効ということではない。しかし、自分の生活を見直すよいきっかけになることと思います。
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