2008-02-12

コンピュータでの執筆時に気が散るのを防ぎ集中する方法

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僕は趣味で文章を書いているが、その中で何度も文書が書けないという事態に遭遇した。

好きでやっているのに、書けなくなるということは意味が分からない。そして考えてみると、結局は気が散っているだけだということが分かった。それ以外には、あまり理由は見つからなかった。

理由が分かれば話は簡単だ。要は、自分がどういう時に気が散っているのかを知ればよい。原因が分かればそれに対する対策も見つかる。僕の見つけた対策のいくつかを紹介する。

(1) まず道具を決定すること。とりあえずの道具を使いながら書いていると気が散って仕方がない。そして書きつつ、道具を探したり道具を試したりすると時間をかなり無駄にする。これという道具を決定してから書き始めるべきだし、一方でしっかりと道具を選定する時間を取る必要がある。

現在、僕はブログの執筆には DarkRoom Editor というフルスクリーン・エディタを利用している。これに加えて、執筆時に必要なショートカットを補うために、xkeymacs というソフトを利用してる。

(2) 日本語変換は単語ごとに行うくせをつけること。 日本語変換はある意味では十分に賢くなってはいるが、それでも誤変換はつきものである。そして誤変換は気を散らせる。できる限り誤変換を起こりにくくするためにも漢字変換は単語ごとに行うのが良い。

このためにも僕は SKK という日本語変換ソフトを利用している。これならば文節の区切りの間違いも起こりようがなく、格段に誤変換によるストレスが軽減していると感じている。

(3) 執筆時にはそれだけを行うこと。文章を書くときには、言葉を紡ぎだすリニアなプロセスだけに集中した方がよい。他のことに気を取られるとリズムを失う。戻るはとても大変だ。執筆に関連した作業にはきちんと時間をとってあげて、その時間に完了させ、執筆時には執筆だけに没頭できるようにした方がよい。

文章を作成しながら、構成を考えたり、見出しやタイトルを考えたりしてはいけない。アウトラインは事前に決めて紙に書き出しておいた方がよい。また、執筆しながら編集作業を始めると命取りとなる。必ず執筆が完了してからにすること。また、レイアウトやデザインの誘惑も襲ってくるが、これは論外だ。

執筆時の集中状態を大切にするのが結局は時間の節約となる。なにせ執筆とは長時間の独り言だ。テンションが大切なのだ。会話だって中座すると白けてしまう。執筆時のリズムに乗った没頭状態は断固として確保せねばならない。

(4) 紙を利用する。 執筆に必要な情報はディスク上のデータであるよりも、印刷して手に取りやすい所に置いておいた方がよい。同時に、既に完成した分も紙にしておいた方がよい。画面をスクロールしたり、ウィンドウを二つも三つも開いていると、それだけで気が散ってしまうからだ。

(5) トランス系な音楽をかける。 僕としては音楽を集中の道具にするのは気がひけるが、実際にいくつかの音楽は集中状態を作り出すのに効果的と感じる。あるいは音楽がないと雑音で集中力が途切れてしまうことが確かにある。

「トランス系」と言ったが、特徴としては以下のものが挙げられる。

  • メロディーの特徴が弱い
  • 歌がないか、少なくとも有意味な歌詞が存在しない
  • 単調に同じようなパターンが繰り返される
  • 倍音系の音が多い
具体的には、僕はインドの古典音楽やジャワのガムランなどの宮廷音楽系の民族音楽、マッシヴ・アタックやポーティスヘッドなどのトリップ・ホップが最適だと感じている。あるいは、西洋の初期の聖歌(ペロティヌスなど)、日本やインド、チベットなどの読経や声明も特殊な集中状態に入るのに役に立つと思うことがある。

他にも環境音やアルファー波がでる音楽なども効果があるのだと思う。脳に効く音源のリスト をまとめてみた。

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パソコンを利用しての執筆には気散じが起きやすい。執筆のリズムを失わないような体制・対策がしっかりしておかないと何をしているのだか分からなくなってしまう。