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2008-07-14

脳に効く音源のリスト

雑音は集中力を切らす。そこで、音楽やら環境音が効果的。よさげなのをリストアップ。

音楽

基本は自分の好きな音楽でいいんじゃないかとも思うが、変わり種を紹介。

環境音

水の流れる音とかがよさげ。

ノイズ系

2008-05-29

補色残像で集中力を鍛える

集中力について調べた際、残像で集中力を鍛えられるという考え方があることを知った。この数日間、寝る前に残像法を試してみた。その成果(?)をログしておく。

方法としては、このような図形を凝視したり、1分間残像記憶トレーニングなどを試している(バックナンバーも試せる)。

最初はほとんど残像を見られなかったが、次第に長時間、残像を浮かべられるようになった。残像が10秒以内しかみられないのは頭が相当疲れているかららしい。また、最初は色が出なかったが、最近は色もつくようになった。

次に蝋燭で残像法を試してみた。すぐに補色残像をうかべられるようになった。しかし、夜中に完全に火そのものが見えてしまうようになり、怖くなったので即座に中止。たぶん、昔の人や子供が火の玉を見たのは残像だったのかと思う。

次第に残像を見るのに慣れたので文字を残像の対象にしてみる。高校時代に毛筆で書いた「志」という文字を眺めること数十秒、目を瞑ると「志」の字がくっきりと白く浮き上がる。面白いので何度も残像を観ている内に、瞬きなどのふとした瞬間に残像が現れる感覚が残る。数十分でこの感覚は消える。

実際に集中力は向上したのかは分からない。むしろこの数日はとてもイライラしている。

しかし、目を静止する訓練が、気散じに対し効果があるとは思った。訓練しないと意外に目は静止しないものである。一点凝視しようとしても焦点が揺れてしまうことに気づいた。ちらちらと視線が揺れると集中できないのは道理かと思った。

2008-05-17

"精神力"は鍛えるもの

集中力や記憶力の衰えを感じていたのだが、スポーツ分野のメンタル・トレーニングの本を読んでいると、こうした問題を小技でしのぐという考え方ではなく、積極的に精神力を鍛えてゆくことの必要性を感じた。

先日、久々に書店に行きふらふらと集中力に関する本を探した。田舎の書店なので本の数はそれほど多くはないが、それでもスポーツのコーナーにてメンタル・トレーニングの本を見つけ「これだ」と思った。

スポーツにおけるメンタル・トレーニングの重要性が高まっているらしい。技能においては同等の選手がひしめく状況では、モチベーションや「あがり」の問題などの精神面での差が結果につながるからだ。

メンタル・トレーニングの本をパラパラしていると、強い既視感に襲われた。要は速読や視力回復のトレーニングと同様なのだ。学生時代、速読や視力回復のトレーニングをよくやっていた。視力は向上しなかったが、速読や短期記憶の向上には役立った。

中には、リラックス法や呼吸法、イメージによる冥想(自分で自分にあるイメージを思い込ませる)、一点集中視(単純な図形や蝋燭などをみつめる)などがあり、当然にヨーガや禅と同様のものに見えてくる。

本に載っていた集中力を鍛えるトレーニングをやってみると、確実に昔よりも出来なくなっていた。気が散ってしまったり、イライラとしてしまうのである。過去にすうっと出来たことを憶えているだけに、そうした自分が可笑しかった。

そうして思い至ったのは、人間は精神を鍛えるなければ衰えてゆくということだ。日々を漫然と生きているだけでは集中力や記憶力、やる気や緊張の制御力は緩やかに失われていくのである。一見無駄に見える特定のトレーニングが、実際にはリターンの大きい投資であることがあるのだ。

単にその場での気散じを免れ、集中する「小技」というものも便利だが、日々、鍛えておくことの重要性を痛感した。考えてみたら「ポジティヴ・シンキング」などと言っただけで、ポジティヴ・シンキングができるならばそれは空虚な戯言に過ぎないだろう。実際のトレーニングの継続が大切なのだ。

走ることを極めるためには、走るだけでなく筋力を鍛えたり、フォームを学習したりするだろう。集中力、モチベーション・コントール、忍耐力、記憶力などもトレーニングを通じて維持・向上してゆくものなのだろう。

最近、そうした努力を怠った自分が、昔にように集中したり記憶したりモチベーションをコントロールできると思うから痛い目にあうのだろう。逆に、自分がそうした「能力」が低下していることが判然として気分がすっきりとしたくらいだ。

ここでルターのことが脳裏をよぎる。彼は初のドイツ語訳の聖書を作成するという大事業を一人で行っていた。それだけでなく彼は政治的にも難しい立場に置かれ、日常は多忙を極めていたらしい。

そんな彼に人々は「忙しくて祈る時間などないのではないか」と訊いた。彼はこう答えたという。「忙しくて大変だからこそ、私は祈らないではいられないのだ」と。

また、特に多忙の日にはこうも語ったという。「今日はすべきことがあまりにも多いから、一時間ほど余分に祈りの時間をとらなければならない」と。

モチベーション、集中力を高める時間は贅沢ではない。それは将来のために必要な投資なのだ。

2008-05-12

ネットで集中力について調べてみた

集中力についてネットの情報をいくつかまとめてみました。個人的には、リラックスも重視すること、小刻みな目標と「ごほうび」を設定し手書きで貼るという指摘が有益でした。それと集中力を鍛える残像法なども生活に取り入れてゆこうかなと思います。

直伝!healthクリック流 集中力を高める7ヵ条 -healthクリック

とてもよくまとまった良記事です。特に、達成感を自分で演出すうことや、小さな集中を繰り返してゆけばよいという指摘は個人的に有益でした。

healthクリック流の 集中力を高める7ヶ条は以下の通りです。

  1. 環境を整える。 --「頭寒足熱」。
  2. 優先順位をつける。
  3. 不安や迷いを断つ。
  4. 達成できる目標を立てよう。
  5. 緊張感はほどよく。
  6. ゲーム感覚も利用しよう。 -- 達成感を自分で演出する。
  7. 「集中」を繰り返そう。-- 例えば5分の集中を繰り返してゆくとか。

また、長期の集中にはアロマが効くらしいです。レモン、 バジル、 レモングラス、ローズマリー、ユーカリ、ペパーミントを推奨しています。

やる気を引き出し、集中力を育てよう! -healthクリック

同じく healthクリック さんのところの記事。他にも素晴らしい記事が多いので要チェックのサイトだと思います。この記事では、集中できなかった時のことをメモして分析することが有益との指摘がなるほどと思いました。

集中にはやる気が肝要。そのやる気を引き出すには、好奇心・目標・報酬を利用するとのことです。

また、積極的に集中力を鍛える方法として残像法・メンタルトレーニング・禅を紹介しています。他にも写経や裁縫など単純作業も集中力を鍛えるそうです。確かに備えあれば憂いなしなので日頃から集中力を鍛える習慣を持っているのはよさそうだと感じました。

集中力を養う3つのポイント + α | Lifehacking.jp

Lifehacking.jp さんの記事。ライフハック関係の良記事が多いので RSS 購読させてもらっています。

この記事では NHK の「ためしてガッテン」の番組の内容をまとめています。 気散じは聴覚から起きやすく、

  1. 周囲の環境から入ってくる音をキャンセルするために環境音を使うこと
  2. 自筆で書いた「小刻みの目標」と「ほうび、あるいは励まし」が書かれた紙を前に置き、集中が切れそうになったら自分を引き戻す。
  3. 集中・休息のメリハリをつける
というのが有効だということです。

ためしてガッテン:過去の放送:脳もビックリ! 集中力アップ大作戦

Lifehacking.jp さんの記事でも取り上げられていた番組の詳細がNHKのサイトにありました。「ためしてガッテン」はとても有益な情報が多く、昔、縁があってこの番組でアルバイトのADをやらせて頂いたこともあり、日頃から愛着をもって見させて頂いています。この記事(番組のまとめ)でも、集中力と脳について驚くような事実が紹介されています。

それは、集中するほど脳は動かなくなるということです。脳の大部分が働かずにいることで、脳の働きが一点に集中するということです。だから脳への刺激を減らすことが大切なそうです。だから Lifehacking.jp さんがまとめていたような方法が大切なのでしょう。

「集中・休憩のメリハリをつける」を細かくメモしておくと、集中する前には、関心を惹くものを身近に置かない、音楽や呼吸でリラックス状態を作る、「集中儀式」で脳をスイッチ・オンにする、集中している間には定期的に休憩することも大切だそうです。

集中力を身につけるには

以前にもノートの取り方(1)のときに参照させて頂いた開倫塾のページです。他にも学習に関しての深い記事がたくさんあります。

集中力を高めるために以下のことを提唱しています。

  1. 目標・目的を持つこと - それを普段目にするものに貼るとなおよい。
  2. 集中を妨げるものを取り除く - 勉強する5W1Hを定め、コツコツと努力する。
  3. 坐禅で集中力を養う

集中力アップ.COM 残像によるトレーニング、集中力を高める方法

そのものズバリな名前の 集中力アップ.COM さんのページより。集中し続けることはできないので、リラックスとの切り替えが重要との指摘には「なるほど」と目から鱗が落ちる思いでした。

集中力アップには

  1. リラックス
  2. 切り替え
  3. 目標設定
が必要とのことです。

このページでも healthクリック さんのところとどうように残像法トレーニングを推奨しています。カードの販売やセミナーも開催しているようです。

集中力・記憶力強化法「集中力テスト」

集中力についてのありがちな様々な誤解を教えてくれます。私には集中が続く時間は個人差があるという指摘が有益でした。「できるだけ」これでいいのです。5分やって、5分休んで、また5分やって・・・いいではないですか。にはなるほどと思いました。

IDEA*IDEA

IDEA*IDEAさんにも集中に関する記事がありました。脳が創造性を発揮できるようになるまでの時間 | IDEA*IDEAでは 創造性を発揮するには8分必要なこと、100円で集中力をあげる方法 | IDEA*IDEAでは集中力を高めるにはガムを噛むとよいことを教えてくれます。

2008-05-09

集中するコツ(2)

集中状態にはどうするか。digi-log: 集中するコツ でも書いたけど、なんだか自分向きの方法がやっと確立してきた気がする。ポイントをメモしておく。

  1. 体を動かす。腕立とスクワット。軽く走ったりするのもよいかも。軽く汗ばみ息が上がる程度でいい。そしてストレッチ。首と肩と背中を特に伸ばしておく。
  2. 頭から水をかぶる。桶で数杯、頭から水をかぶる。入浴やシャワーよりも、冷水の方がすっきりとする。そういえば、昔から真剣に何かをしたい時には水をかぶるようにしていたことを思い出す。
  3. 密室にする。鍵を掛ける。窓を閉める。カーテンを引く。入口に背を向けない。
  4. 長い時間静止できるように坐る。だいたい集中が切れるのは、姿勢にくたびれてしまった時。だからよい姿勢を作る。机の高さや角度に注意する。また、姿勢筋を鍛える必要あり。
  5. 声を出す。音読したり歌ったりする。そんな大声じゃなくてもいいと思う。
  6. 息を止める。基本はすっと吸って、息を保ち、長く吐き、また少し止める。寝息を参考にする。寝息は規則的でしかも意外に止まっている時間が長い。この止めるのが重要。その間に集中状態に入りやすくなる。
  7. 集中する。頭の中心に意識を向ける。そして無音の「しーん」という音に耳を澄ませる。どういう訳か、周囲に音がしても、この「しーん」という音は聴こえる。この「しーん」が「キーン」に聴こえてくるはず。そうなれば大概のことは出来る。

どう考えても集中状態をつくろうとするのはオカルトだ。でも実際に、かなり気を使わないと集中が切れて、気が散り、すぐに小さなイライラが襲う。昔は体力も集中力もあったのだとつくづく思う。

2008-04-28

集中するコツ

集中するためにはどうしたらよいのだろうか。現状で考え付いたプロセスをメモしておく。

まず、《集中》や《没頭》とは以下のような状態だと思える。

  1. 限定された知覚 - 作業に十全に意識が向かう。逆に言えば、他からの知覚は存在しない。身体の不快感や《雑念》がない状態。
  2. 行為の自己目的化 - 作業を「なにかのために」「やらされている」のではなく、その作業自体が面白くてやっていて、その興奮に自分が没頭してゆくという感覚。
  3. 主客の合一 - 最終的に《自我》がなく《対象》もなく、ただ、その作業だけが残って自律的に進んでいくという状態になってゆく。《自分》はその行為を観察するだけという状態。

それを実現するには以下のようなプロセスが効果的だと思う。

  1. 時間と空間を確保する。部屋が汚れていたり、邪魔が入る環境では集中できない。まず、掃除をしてスケジュールを明確にし、邪魔が入らないようにする。
  2. 不快感を取る。体が不快だと集中できない。ストレッチをしたり軽く体を動かすなどしてコリをほぐしておく。特に首・肩・腰。熱いシャワーもよいかもしれない。服装や履物にはゆったりとした暖かいものを準備。意外に爪や歯、そして頭髪は苛々する刺激の原因になるので、入念に手入れをしておく。
  3. 刺激を減らしてゆく。不必要な視覚や聴覚への刺激が入らないようにする。場合によっては、仕切りや耳栓・ノイズキャンセラ付ヘッドフォンを準備する。次に、坐っていて背中や肩が凝れば集中が切れるので、長時間同じ姿勢でいられるような姿勢を確保する。お尻が痛くならない敷物と、背中を曲げないでも作業ができるように調整された机が重要。作業の姿勢で何の刺激も感じないような状態が理想。

  4. リラックスする。次に本格的にリラックスするために呼吸に意識をむける。ゆっくりと深く息を吐いてゆき「リラックス、リラックス」と思う。
  5. 作業に没頭してゆく。視点をパソコンの画面や用紙などに固定し、意識をそこに置いてゆく。そこまでが身体の一部なのだと思う。更には、何かイメージを想像し、そこに意識を向けてゆく。自動的に体が動き、文字が溢れてくることをイメージし没頭してゆく。

    テンションが低い場合には、身体を揺らしたり(イスラム教徒がコーランを憶えている時のように)、音楽を聴くのもいいのかもしれない。あるいは成功するイメージや失敗したときに恐怖などをイメージして、とにかくある種の興奮状態を作ってゆく。

ああ、昔は集中力だけが自慢です、とか言ってたのに。頭の奥がキーンと鳴ったような集中よ、再び来たれ。

参考ページ

2008-04-03

意志の弱さ - その傾向と対策

私は意志が弱い。意志が弱いとは自分の思ったように自分が制御できないということだ。そうすると自分が思っていたような結果がついてこない。そこで、個別の問題に分解して、それに対する対策を考えてみた。

  1. 集中できない。気が散る。作業に没頭できない。 何かをしていてもすぐに他の事に気を取られてしまう。例えばすべきことがあるのに、掃除したくなる、買い物に行きたくなる、ネットを開きたくなる、などなど。
  2. 優先順位がつけられない。依頼を断われない。やるべきことがあるのに、人から言われたことをしてしまう。八方美人は誰も喜ばせないのに。
  3. 欲望に負ける。我慢ができない。睡魔とはよく言った言葉。他にも敵は食欲や性欲。生理的欲求でないところがミソ。

要は仕事に対しては十分な集中を与えられず、他人やら欲望やらに時間を取られてしまうという状態。逆に言えば、他人の依頼をガツンと断わり、欲望に煩わされず、仕事に没頭できればよい。

  1. 集中状態を意図的に作る。 集中するのを待つのは効率が悪い。集中を呼び出す儀式を持つとよいかもしれない。例えば、まず、座ったら結果を出すまで動かない決意をする。そして、姿勢を正し、目を瞑り、頭の中心を見るように意識を向ける。目を開いたら、パソコンなり用紙なりの中心に球体をイメージしつつ意識をそこに保持する、集中が途切れたらやりなおし、とか。オカルトですな。
  2. 優先順位一覧を作る。 人付き合いも無しにはできない。だから優先順位と目安を決めておく。週に一度とか月に一度とかも決める。そして、その横に言い訳も書いておく。
  3. 意識的に欲望と戦う。 まず、一定時間は席を動かないように決める。欲望に負けそうになって集中が切れても机で粘る。眠くてもベッドには行かない。思うに欲望とはストレスの捌け口な気がするので、ストレス解消をスケジュールしておく。性欲のコントロールも参照

まあ、本当は溢れんばかりの熱情で仕事に没頭できたら一番なのですが。結論から言うと、体を動かさないということになりそう。どんなに欲望や他人に負けて集中が切れても、時間的・空間的なコミットは死守する。

2008-02-12

コンピュータでの執筆時に気が散るのを防ぎ集中する方法

僕は趣味で文章を書いているが、その中で何度も文書が書けないという事態に遭遇した。

好きでやっているのに、書けなくなるということは意味が分からない。そして考えてみると、結局は気が散っているだけだということが分かった。それ以外には、あまり理由は見つからなかった。

理由が分かれば話は簡単だ。要は、自分がどういう時に気が散っているのかを知ればよい。原因が分かればそれに対する対策も見つかる。僕の見つけた対策のいくつかを紹介する。

(1) まず道具を決定すること。とりあえずの道具を使いながら書いていると気が散って仕方がない。そして書きつつ、道具を探したり道具を試したりすると時間をかなり無駄にする。これという道具を決定してから書き始めるべきだし、一方でしっかりと道具を選定する時間を取る必要がある。

現在、僕はブログの執筆には DarkRoom Editor というフルスクリーン・エディタを利用している。これに加えて、執筆時に必要なショートカットを補うために、xkeymacs というソフトを利用してる。

(2) 日本語変換は単語ごとに行うくせをつけること。 日本語変換はある意味では十分に賢くなってはいるが、それでも誤変換はつきものである。そして誤変換は気を散らせる。できる限り誤変換を起こりにくくするためにも漢字変換は単語ごとに行うのが良い。

このためにも僕は SKK という日本語変換ソフトを利用している。これならば文節の区切りの間違いも起こりようがなく、格段に誤変換によるストレスが軽減していると感じている。

(3) 執筆時にはそれだけを行うこと。文章を書くときには、言葉を紡ぎだすリニアなプロセスだけに集中した方がよい。他のことに気を取られるとリズムを失う。戻るはとても大変だ。執筆に関連した作業にはきちんと時間をとってあげて、その時間に完了させ、執筆時には執筆だけに没頭できるようにした方がよい。

文章を作成しながら、構成を考えたり、見出しやタイトルを考えたりしてはいけない。アウトラインは事前に決めて紙に書き出しておいた方がよい。また、執筆しながら編集作業を始めると命取りとなる。必ず執筆が完了してからにすること。また、レイアウトやデザインの誘惑も襲ってくるが、これは論外だ。

執筆時の集中状態を大切にするのが結局は時間の節約となる。なにせ執筆とは長時間の独り言だ。テンションが大切なのだ。会話だって中座すると白けてしまう。執筆時のリズムに乗った没頭状態は断固として確保せねばならない。

(4) 紙を利用する。 執筆に必要な情報はディスク上のデータであるよりも、印刷して手に取りやすい所に置いておいた方がよい。同時に、既に完成した分も紙にしておいた方がよい。画面をスクロールしたり、ウィンドウを二つも三つも開いていると、それだけで気が散ってしまうからだ。

(5) トランス系な音楽をかける。 僕としては音楽を集中の道具にするのは気がひけるが、実際にいくつかの音楽は集中状態を作り出すのに効果的と感じる。あるいは音楽がないと雑音で集中力が途切れてしまうことが確かにある。

「トランス系」と言ったが、特徴としては以下のものが挙げられる。

  • メロディーの特徴が弱い
  • 歌がないか、少なくとも有意味な歌詞が存在しない
  • 単調に同じようなパターンが繰り返される
  • 倍音系の音が多い
具体的には、僕はインドの古典音楽やジャワのガムランなどの宮廷音楽系の民族音楽、マッシヴ・アタックやポーティスヘッドなどのトリップ・ホップが最適だと感じている。あるいは、西洋の初期の聖歌(ペロティヌスなど)、日本やインド、チベットなどの読経や声明も特殊な集中状態に入るのに役に立つと思うことがある。

他にも環境音やアルファー波がでる音楽なども効果があるのだと思う。脳に効く音源のリスト をまとめてみた。

***

パソコンを利用しての執筆には気散じが起きやすい。執筆のリズムを失わないような体制・対策がしっかりしておかないと何をしているのだか分からなくなってしまう。

2007-08-30

[本] 夢をかなえる洗脳力 / 苫米地英人

以前にも触れた苫米地さん。気になったのでもう一冊読んでみた。なかなかに興味深かったので、ちょっとメモする。

抽象度を上げて考える

具体的でなくす。特に「私」という殻は抽象度低し。ただしリアルに。無限大の幸せや夢、快楽。最高の抽象は「空」 - 「何でもないものであり、かつすべてを包括するもの」。ただ、これは到達不可能か。そのためには「止観」(「私」などを止めて抽象的に観る)。

パラレル思考
レストランでメニューをパっと見て一瞬で食べたいものを決め、選んだ理由を5つ思い浮かべ、次の一秒で、その理由のそれぞれにつき5つの反論を思い浮かべ、次の一秒で、そのそれぞれの反論への反論を思い浮かべる。計4秒にて125個の「食べたい理由」。
共感覚

他の知覚に色、音、味などを対してマッピングする。記憶を総合、融合する。抽象概念であってもマッピングして身体的にリアルに感じられるようにする。美術館に行って、それぞれの絵画の「音」を聴く、食べ物の色や触感を思い浮かべる、など。

過去とは現在の解釈に過ぎない

選択によって、自動的に未来が一つに決まることはありえない。一つ一つの出来事は「縁」であり、「起」のためには他の「縁」が必要。現在が過去を解釈することで過去は過去として存在する。この意味で現在が「因」で過去が「果」とのこと。思うに「原因/条件→結果/帰結」という因果関係や実在根拠の関係ではなく、「推論→結論」という論理関係や認識根拠の関係か。

「『悟りに向かっている人』とは、じつは悟っているのと同じ」。

未来において夢を叶える人にとっては、現在はどんな状況であろうと不幸なことではない。だから、夢をかなえる人というのは、現状が最高だと思っている人で、過去の解釈も良いものにし続ける人である。確かに「いまが苦しくたって、未来のために歩んでいるから」という人は強そうである。

モノとカタガキは本当の夢じゃない

カネでかなえられるのは夢じゃない。そんなのちっぽけ。他人からみるといかにみっともない。紙に書かなきゃ忘れるような夢も本当の夢じゃない。

ステップ・バイ・ステップでは夢はかなわない

本当に目標とする「らしさ」を獲得しなければならない。「夢」が書き変わってるなら、本当の自分の夢ではない。

なんともあやしい所も多いが(特に心理学などの知識を利用した対人的な心理操作のテクニックなど)、夢と欲望の話、時間の話など大部分はとても参考になった。他の著作も読んでみようと思う。

少し、こうした共感覚やパラレル思考、「止観」などの訓練もしてみようかと思う。

ref

2007-08-05

脳を特殊な状態にする。

最近、プログラムを勉強している。すると、ともすると脳ミソが特殊な瞑想状態に近くなる。そうした方が気持ちよく、作業もはかどる。

[本] 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法 / 苫米地英人にもあったが、弛緩しつつ集中している特殊な状態というのがあり、その状態でのパフォーマンスは高くなるということなのだろう。

そういえば以前、論登 大遊@筑波大学情報学類の SoftEther VPN 日記 / 理的思考の放棄という文書を読んだ。彼の重要な主張は、プログラミングでは論理的思考を排除する必要があるということである。そうした状態でこそ、高いパフォーマンスをえられ、しかも、それはプログラミングに限らないと言う。

まず最も重要な前提知識として、以下の 3 つのことを遵守することが必須である。
① 努力しないこと
② 論理的に考えないこと
③ 頭を使わないこと

更に論理的思考の放棄3という文書では、「論理的思考の放棄の具体的方法」を述べている。磁石の中に留まる鉄球をイメージしながら、作業をするのである。

さにそのとき、目的としている作業に 100% 完全に没頭することができる。脳の思考能力の多くを、上記の鉄球と磁石のイメージに費やしているので、無駄な考え (論理的な思考や、無関係なことを思い出すなど) を自動的に消滅させ、「何も考えないで」作業を完了させることができる。

これは明らかに瞑想である。

瞑想の能力を高めることで雑念を消して作業に没頭し、特殊な「思考」を獲得できるのだろう。しっかりと、はげんでゆきたいものである。

2007-08-03

[本] 頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法 / 苫米地英人

ちょっと立ち読みをしたのだが、とても参考になったのでメモ。自分にとって興味深かったところだけ。

1) 脳を特殊な状態にする。「集中状態」とか「並列処理状態」とか。その為には、まず、逆複式呼吸でリラックス、次に目を瞑りオデコの中心を見るなどして集中状態にする。非線形な処理をできるようにする。

2) 常に次を予想する。丸暗記をしようとしない。予測をしてから外れれば「外れた!」という印象が刺激となり記憶に残る。過去問を解くよりも、教科書をこうした方法で憶えてしまえばよい。また英語の勉強も映画やドラマを予測しながら何度も見ればよい。

3) 抽象的なものごとを身体的に把握し、操作できる能力をつける。事前に各実在物の情報を獲得しておいた上で、瞬時に各々の抽象的な情報を把握・分析・操作する訓練。そして、抽象化のレヴェルを上げる。

「止観」も参考にしたとの言及もあり、最後の方に仏教の説明もある。最近の私の考えと、とても近い方法論と感じた。

よし、脳みそ鍛えよ。

参考ページ

ドクター苫米地ブログ
苫米地英人 - wikipedia

2007-04-02

音と色の瞑想法で7つのポイントを身に付けよう

世の中には瞑想法と呼吸法が腐るほどある。TM瞑想やらヴィパッサナー瞑想、数息観などなど。その文脈は様々だが、普通に考えて心や体を高める方法である。よく「脳のトレーニング」などと言われる。ここではチャクラの色と音に着眼した瞑想を紹介する。

その一方で「チャクラ」と言われる身体意識がある。まあ胡散臭いが、身体の重心バランス、神経、重要器官などの意識の総称と考えればどうだろう? 「チャクラ」じゃ胡散臭いし、本当の「チャクラ」を知っている人からクレーム来たら嫌なので、本文では「7つのポイント」と呼ぶ。「ポイント」という英語に逃げるあたりが、いかにもである。

この7つのポイントは以下である
1. 頭頂 (頭の一番高い所)
2. 眉間の奥 (頭部の中心)
3. 喉 (首の中心)
4. 胸の中心
5. みぞおち
6. 丹田(おヘソのちょっと下)
7. 会陰(肛門と性器の間)

さて、この7つのポイントだが、解剖学や物理の話をすれば、科学が好きな人も納得するんじゃないかな? 説明を読んでちと考えてもらえば「そりゃ、当然か」という気分になってくれると思う。

まず、物理的に考えてみる。まず、体幹の重そう各パーツを考えてみると「頭部」「胸部(肋骨と肩)」「臀部(骨盤)」となる。物体を運動させることは、その重心に力を与えることなわけで(そうしないとブレて回転してしまい、運動は極めて効率悪くなる)、当然、私達は体幹を動かす時に無意識に上の三つの重心を計算している筈である。そして、この三つを繋ぐ「首」「背骨(腰上部)」があり、これも考える必要があるだろうし、体幹の上端と下端を「頭頂」と「会陰」と考えればよい(頭頂は天を向き、会陰は地をさす)。どう考えても、身体は頭・胸・尻を動かすために、この七つの場所を割り出している筈だし、逆に、この重心を利用していない運動は極めて効率が悪くなるだろう。これは「運動」の他「静止」の時もそうであり、この七つのポイントを重力線に対して、直線上に並べることで力の効率は良くなる。

実感的に知りたい人は、お手元のハンマーを手に取っていただきたい。ハンマーというのはヤミクモに叩いてもエネルギー効率が悪いことはご存知だろう。きちんとハンマーの重心を感じながらエネルギーを送ることで、少ない力で効果的に釘を打てるのである。体幹を使う運動もハンマーを使うのと同様の原理になる筈である。

一方、解剖学的に考えても、七つのポイントは意識される筈であろう。神経で考えても、各チャクラは神経叢の場所と考えられる。私は医学に無知であるので、神経叢を「神経の配電盤」と説明しているページやWikipediaの自律神経系の記事などを読んで欲しい。また、そうした神経の場所に意識を向けたり、さすったり揉むことで、なんとなく体にも良さそうである。

体幹各パーツ重心と神経の要所が重なるのは、人間の進化とか普通に考えても当然じゃないかと思うが、ここら辺は本当に無知なので省略。とにかく7つのポイントとは、体幹の重要な重心であり、
神経の集合場所であり、意識しとくとお得なポイント
とでも理解しておいて欲しい。

「え? でも、そういうのって脳とかが自然に計算してるでしょ?」と賢いあなたは思うかもしれない。そう、そういうポイントを本来、私達の体は無意識に割り出して運動に役立てている筈である。しかし、人間、歳を取るにつて頑固になるものである。変な姿勢や変な歩き方を覚えてゆき、そんなポイントなんて、おかまいなしな人間になってしまうのである。首は曲がり、背骨は曲がり、腰痛と肩凝りに苦しんでも尚「ああ、仕事が忙しくて」とか言って、全然、アホウな体の使い方を直そうなんて思わないのである。

実際、大人になると素直な感性というのは失われるらしい。銭湯にでも行って、椅子に坐る人々の姿勢を見てみるとよい。大人は皆、体幹の重心なんて全く意識していない。筋肉があるから、曲がった姿勢を支えていられるのだろう。そして、そのツケはしっかり払っている。

一方、子供は皆、まっすぐ座っている。小学生の高学年になるとダメである。もう「カッコ」をつけている。もっと小さな子供である。本当に自然にまっすぐ座っている。「素直」というのは、こういう事を言うのかと感心する。頭が思いからこそ、頭の重心の位置に極めて敏感に反応している。かくして頭痛、肩凝りには無縁なのである。我々は下手に首や肩の筋肉があり、頭部を変な場所に置けるからこそ、肩やら頭やらを痛めてしまうのである(勿論、その他の理由だってあるが、結構、顎をひくだけで肩凝りが無くなる人も多いと思う)。

***

さて、そんな7つの重心・神経ポイントだが、「さあ、これから意識して暮らしましょう」と口で言われてもなかなかできるもんじゃない。

そこで私は考えた、題して「音と色の瞑想法」である。楽しく7つのポイントを習得し、かつ、絶対音感や色彩の訓練にもなるかもしれない練習法である。ただし、私が本日、本を読みながら突発的に思い付いただけの瞑想法なので、効果が出るかは実証されていない!

方法は簡単である。坐るでも立つでも歩くでもよい。体幹が直立した姿勢で、7つのポイントを意識するのである。ただし! その時に7つのポイントの色と音を意識するのである。チャクラと音と色で書いた通りである。

赤、ド、会陰(肛門と性器の間)
橙、レ、丹田(ヘソ下三寸)
黄、ミ、鳩尾
緑、ファ、胸の中心
水色、ソ、喉(首の中心)
藍(紫?)、ラ、眉間の奥(頭部の中心)
シルバー、シ、百会(頭頂)

最初は音階練習をしてみて、聴覚意識には音、視覚意識に色、身体意識はポイントの場所に向けるのである。

慣れれば、知っているメロディーでも口ずさみならが、楽しく7つのポイントを楽しんでみるとよいと思う。これは「移動ド」で考えても「固定ド」でもよいと思う。

メロディーをやるには色と場所が足らない! という人は、場所と色を追加してみる。ちなみに、とてもいい加減であるので、注意。

ワインレッド、ドのシャープ、会陰と丹田の間
淡い緑、ミのフラット、丹田と鳩尾の間(おヘソ?)
深いブルー、ファのシャープ、胸の上部
赤紫、ラのフラット、口の奥
クリーム、シのフラット、おデコの奥

また、和音をやると更にいいと思う。同時に二箇所以上のポイントを意識し、色を思い浮かべ、音を出す。それらが、個性を守りながらも、ふわっと溶けてゆくのを感じる。なかなか、味わい深い世界である。

逆に色を見て、ポイントと音を意識することもできるかもしれないが、そういうアイディアは浮かばない。ひとまず、音先行で十分である、もしかしたら対位法も可能かもしれないし、そうしたらバッハとかやれたらとても気持ち良さそうでわくわくする。

こんなこと興味を持つ人も限られるだろうし、興味を持っても出来る人も更に限られるだろうが、そういう人は、是非。