2008-04-16

健康に関して「もっと早くに知っておけば」と思った5つのこと

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健康と美容には、ちょっとした意識を持つだけで十分だ。最近そう感じるようになった。以前に 最近の心得 で書いたことを中心に、身体を健康に保つ上での注意点をまとめてみた。

時間がない? 大丈夫。時間を使うようなことはここでは薦めていない。

(1) 姿勢と呼吸を意識するだけで健康・美容に効果がある。

一番簡単で効果が大きいダイエット・美容法は、姿勢を良くすることだと思う。姿勢や歩き方は人の見た目の印象に無意識的に強い影響を与えているし、よい姿勢と深い呼吸は血流をよくし、無駄な肉を取り肌と体を美しくする。

意識を持つだけでも十分効果がある。下腹部に力を込めて、胃の辺りと項を伸ばすようにすればいい。また、呼吸を深くすると体と心の緊張は取れやすい。また、日頃から自分の呼吸に意識を向ける習慣をつけるだけで、呼吸は深く穏やかなものになり効果が現れる。

更に姿勢や呼吸をよくするためにはヨーガが一番だと思う。柔軟性・バランス感覚を養いつつ、姿勢を保つ筋力を向上させてくれるだろう。また、呼吸法を練習したり、心肺機能を鍛えるべく有酸素運動(ジョギング、水泳)をしてみるのもいいだろう。

(2) 腹筋はやたらとしない方がいい。

間違った腹筋は腰痛の原因になるし、過度に腹直筋を使う癖をつけてしまう。姿勢と呼吸に気を使うだけで、若い男なら腹は十分に割れるし、女ならウェストはくびれる。要は常に下腹部に力こめて腹から呼吸すればいい。それだけで腹はひっこむ。

それでも腰回りの贅肉が気になるなら有酸素運動やヨーガ、バランスボールやスタビライゼーションなど筋力とバランス感覚を同時に鍛える運動をする方がよいと思う。

(3) 起きる時間を日の出の時刻にすると短時間睡眠で身体が楽。

人間は暗い場所で眠るように出来ているので、明るいと睡眠の質が極端に下がる。だからに日の出の頃に目覚めるようにするのが効果的だ。そして起きたら太陽を眺めるようにすればサーカディアンリズムも整う。リズムが整うと驚くほどに身体が楽になる。日の出が無理でも起きる時刻は一定にした方が身体は楽なのは確実だと思う。

それに本当か嘘かしらないが23時と午前1時に寝ていると健康によいと言う。できることなら日没後には仕事をやめて日の出と共に働くようにしたい。digi-log: 朝起きるコツdigi-log: 寝付きをよくするために も参照のこと。

(4) 「よく噛む」の効果は大きい。

噛むことは誰でもすぐ出来る効果の幅が広い健康法だ。よく噛むことはストレスを解消し、胃腸の問題を改善する。過食をなくすのでダイエット効果もある。固いものをしっかりと噛めば、こめかみから顎のコリをほぐし偏頭痛を取り、ひいては眼精疲労回復にも効果がある。

最近、顎が疲れるほど噛んだこと、あります?

(5) ちょっとした時間で身体をほぐせる。

頭や顔を洗う時に耳の裏から目の周辺にかけてをマッサージする。湯船の中で足の裏を揉む。暇があれば前腕や手の平を揉む。首や肩を伸ばす。寝る前に前屈や股割、合蹠などの柔軟を少しだけやってみる。どこも結構こっていると思う。

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体は気を使わないといけない。病気の問題は勿論、肉体面の問題が思考や精神にも強い影響を与えるからだ。加えていえば、見た目が人に与える印象は絶大で、生活のストレスの大部分が人との関わりによるものである以上、見た目に気を使うのは合理的とも言える。

運動を生活に取り入れたとしても、それにかけた時間は能率アップでばっちり回収できるはずだ。ついでに言えば寿命も伸ばすだろうから、人生のアクティヴな時間を大幅に増やすことができるだろう。