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コンピュータは体を壊します。目を爛れさせ、首・肩・背中・腰を歪ませるのです。誰もそれを防いではくれません。私たちは自分で自分を守らねばなりません。
その方策を考えてみました。
■ 現状を把握する
まず現状を把握しましょう。あなたの仕事には無駄があるかもしれません。
現状把握には記録が必要です。しかし、コンピュータを前にして手入力でログを取るのは面倒です。
以下のようなソフトを利用すれば自動的に自分の活動のログが取れます。
- PageAddict は訪問したサイトの時間を記録してくれる Firefox のアドオン。フリー。
- LiveTimer.com 使用したアプリのログをとってくれる。有料だが30日間の無料トライアルができる。
- TimeSnapper - make timesheets a snap - Feature Tour With Screenshots 常駐してスクリーンのスナップショットを定期的に作成してくれる。有料 $25.95 だが無料でもレポート機能以外は使える。
こうしたツールを使うと自分が時間を浪費していたことを気づかせてくれるかもしれません。
ダイエットできる時間が見つかったら次のアクションに入りましょう。
■ オフラインの時間を作る。
コンピュータやネット利用のダイエットの方針が決まったら実際にスケジュールを作りましょう。そのためにはこまめに時間を節約するよりも、強制的にまとめてコンピュータやネットから離れるのが簡単にできるでしょう。
- 一週間の間にオフラインの日を作るべく、その日は LAN のプラグを抜く。
- 一日のうちに、 オフラインの時間を作ること。OS レベルでネットワークを止める。
- 以下のスクリプトを利用して一定時間ごとにネットを切断する。
#!/bin/sh isup="$( /bin/cat /etc/network/run/ifstate | /bin/grep -c eth1 )" if [ "$isup" -gt 0 ] ; then /sbin/ifdown eth1 fi
こうしてコンピュータから離れた時間を確保し、その時間を健康に役立てる習慣を作りましょう。
■ 一定時間で休息をとること
さらに連続使用を制限しましょう。小まめに休憩を入れれば目の疲労、頭痛、肩こりはかなり改善するはずです。
小休憩を挟むことで身体や精神の状態が改善し、むしろ作業時間は節約されるものと思います。
ただし、一度仕事をしだすとなかなか休憩を入れにくいものです。ここではWorkrave という一定時間ごとに休憩を促すソフトを紹介します。このソフトは休憩の指示に加えて、具体的な運動の指示まで与えてくれます。私が会社を作ったら全社員のPCにインストールしたいと思うくらいです。
■ 明確なゴールを設定して文書を書くこと
文書を書くのがだらだらしてしまうといつまでもスクリーンとにらめっこしなくてはなりません。
明確なゴールを設定しての執筆をサポートするDrWicked.com や コンピュータでの執筆時に気が散るのを防ぎ集中する方法、 文書の種類 文字数と時間の関係 を参考にしていただけるとありがたいです。
- 書くことだけに集中するために、全体のアウトラインは別に決めておく。
- 文書を DrWicked.com を利用して「タイムトライアル」で書く。
- 書いたら印刷して推敲する。
■ 自分の健康は自分で守る
若いうちは無理が利きますが二十台も終わりになるとガタがくるものです。そしてそのガタとは一生つきあわなくてはなりません。損するのは結局自分です。誰も助けてはくれないのです。
体を壊してから後悔しても始まりません。早くから体を壊さない習慣を身に付けることが大切です。
尚、この記事は 8 Practical Tips to Cure Your Internet ADD (Attention Deficit Disorder) | Zen Habits や 10 Ways to Eliminate Distractions - FreelanceSwitch - The Freelance Blog を参考にしました。
参考記事
- 「情報不安症」への対策
- 健康に関して「もっと早くに知っておけば」と思った5つのこと
- 時間を家計簿のように管理する
- 情報と向きあうときに気をつけること
- Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000 は本当に手首の負担を軽くする