2007-08-01

じじいのぼやき(2)

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じじいのぼやきと同様、じじいメモから何個か写してみるテスト。

知性とは、いかなる境遇であれ、自己の感性の自由を構築する力である。

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謎のない人には魅力がない。しかし、その謎を制御できぬ人は更に魅力がない。

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日本とは、私にとってオウムと震災の空間だった。

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何かを失った悲しみは、懐しさに裏打ちされる。しかし、懐しさにひたる人は、それを既に失っていることに気づいていない。

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豊かさとは、多様性である。「ゆらぎ」を育むことである。

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敵は人ではない。無知や誤解こそ敵である。闇と鬪うなかれ、闇を照らす光となれ。

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全てのウェブサイトはアプリケーションである。データではない。

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人が知るのは「あと」ばかりである。(あと=痕跡、結果、現象)。それによって、比較や解釈ができ、変化を知るようになる。人は「あと」を見て、比較・解釈を始め、「それ」に捉われ、恐れ、恐れるが故に、「それ」を思う。ある人は「それ」を「死」と呼ぶ。私は「貨幣」と呼ぶ。

関連ページ

[1] digi-log: じじいのぼやき